取扱注意事項
<新品ローターをサーキットで使用する際の注意事項>
 新品ローターをサーキットで初めて使用する際は、急激な熱が入る走行をしますと歪やクラック、変摩耗の原因になり兼ねませんので、レーシングパッドの焼入れ方法と同様、徐々に熱を入れる様ペースを上げていき周回数はサーキットによりますが、大体2~3周程で一旦ピットインして自然冷却して下さい。
 大方クールダウン(完全に冷めきらなくてもいいです)が終わりましたらアタック走行を行って下さい。

使用材質:0X-C05
富士スピードウェイ
ゼロクロスシリーズ
200~800℃カーボンメタル
均一に比較的綺麗にあたりがついてる例です。
低温度域が200℃から立ち上がる高温度域よりの材質こそ当り付けは重要となります。
使用材質:0X-C05
富士スピードウェイ
ゼロクロスシリーズ
200~800℃カーボンメタル
左図のローターの拡大画像となります。
クリックすると別ウインドゥにて拡大画像が見られます。
 (F)ローター:ポルシェブレンボ用ディスクローター  (F)ローター:ポルシェブレンボ用ディスクローター
使用材質:0X-C05
岡山国際サーキット
ゼロクロスシリーズ
200~800℃カーボンメタル
新品ローターをサーキットで投入後のあたり付け走行直後の状態です。
(内側にまだ新品時のクロスハッチが残っています)
使用材質:0X-C05
岡山国際サーキット
ゼロクロスシリーズ
200~800℃カーボンメタル
新品パッドと新品ローターをあたり付けした例です。
新品同士の組合せは特に焼入れ作業を含めて歪ない様に注意が必要となります。
  (F)ローター:シビックEK9用ローター(慣らし走行直後)   (F)ローター:シビックEK9用ローター(アタック走行後)
パッド材質が高温に晒されてパッドの摩材成分がローター表面に溶け込んでしまっている状態です。
この様な状態ですと必要な摩擦係数を引出せなくなりパッド本来の性能が100%引出せなくなってしまいます。
紫色に変色する程かなり焼きが入っている状態で細かいヒートクラックも発生しています。高温域で高制動なブレーキパッドを使う時に発生する事があり、特に重要な問題ではありませんがなるべく早めのローター交換をお勧めします。
 (F)ローター:パッドの材質がローターに溶着した例  (F)ローター:ヒートクラックを起した例
パッドの摩材成分が主に内側のローター表面に溶け込んでしまいヒートクラック発生も見受けられます。
この様な状態では必要な摩擦係数を引出せなくなりパッド本来の性能が100%引出せなくなってしまいます。
表面上の浅いヒートクラックでは無く、中までクラックが入ってしまっている状態です。
競技用のタッチの硬いメタル系パッドに対してローター硬度が強すぎたりすると高温時に起し易くなります。
(画像は進行初期の状態)
 (R)ローター:パッドの材質がローターに溶着した例  (F)ローター:クラックを起した例

:上記トラブルを避ける為にも他社製品から弊社パッドに変更時や弊社製品内であっても材質変更する際には、ローター表面に皮膜を形成する性質上、使用中のローターであれば、表面の状態が良い状態の場合は、粗めのサンドペーパーで交換前のパッドによる皮膜を落して下さい。
ローターの表面状態が悪い場合には、摩耗限度値内を条件に、必要に応じてローター研磨もしくは、ローターを新品に交換して下さい。異なった材質の皮膜でそのまま使用しますとパッドの性能が100%発揮されないどころか、当たりがうまく付かずにローターにも弊害が起きないとも限りません




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